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米国

対面小売り窮地 ネット通販隆盛で大量閉店

中核テナントの百貨店が閉店し、閑散とするショッピングモール=米南部バージニア州アレクサンドリアで4月、清水憲司撮影

 【ワシントン清水憲司】米国の小売業界が業績悪化に苦しみ、大量閉店に追い込まれている。米ネット通販大手アマゾンといったオンラインショッピングに来店客を奪われたためで、スポーツ用品店など専門店の経営破綻も相次ぐ。大量閉店が不動産市場を変調させ、金融市場の波乱要因になる恐れもある。

 「若い世代は家電もオンラインで買ってしまうから」。南部バージニア州の百貨店シアーズの家電販売員ローマン・ファゼルさん(29)はため息をつく。ネット通販に見劣りしないよう値下げにも応じるが、「みんな忙しすぎるのか、来店してくれない」。同じショッピングモールに入居していた同業のメーシーズが1月に閉店し、モールの半分が空き家になったため、客足は一段と落ちた。

 ネット通販の隆盛は、全米に店舗網を張り巡らす百貨店業界を苦境に陥れている。メーシーズは「買い物トレンドの変化は小売業者全体にとっての試練だ」(テリー・ラングレン会長)として、730店中68店の年内閉店を決定。経費を削減し、ネット販売強化に向けた投資に充てる方針だ。シアーズはグループ全体で約1400店を展開してきたが、今年前半で150店を閉鎖。約1000店のJCペニーも138店を閉店する計画で、業…

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