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イスラム教徒(ムスリム)向けのしょうゆを開発しようと、大分県別府市の立命館アジア太平洋大(APU)と、同県臼杵市のフンドーキン醤油(しょうゆ)が手を結んだ。多くの留学生が学ぶ国際色豊かな大学と地元企業が連携し、国内市場が縮小する中、16億人ともいわれる大規模なムスリム市場への進出を目指す。
約3000人の留学生が学ぶAPUは2015年に「ムスリム研究センター」を設立し、文化や思想、生活習慣などの研究を続けてきた。昨年7月には、フンドーキン醤油のムスリム向け試作品を留学生と国内学生800人が試食し、商品開発を支援してきた。
ムスリム向け食品は豚肉やアルコールを原則禁止としている戒律が市場参入のハードルだ。しょうゆもアルコールを添加したものは認められない。
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