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サザエ

学名違ったよ 中国産と170年混同、やっと新種と認定 岡山大准教授が調査

サザエの学名を巡る誤解の経緯

 食用として日本で広く知られている貝類のサザエには正しい学名が付けられず、事実上の新種だったことを、岡山大の福田宏准教授(貝類分類学)が突き止めた。【酒造唯】

 研究者の先入観や思い込みの結果、約170年間も中国産の「サザエ」と混同されたままの状態が続き、学名が空白になっていたという。福田准教授は、今回初めてサザエの学名を「トゥルボ・サザエ」と命名。日豪共同発行の専門誌(電子版)に掲載され、これで日本の食卓になじみ深いサザエがやっと新種と認定された。

 福田准教授によると、きっかけは1786年に中国産サザエの学名として定められた「トゥルボ・コルヌトゥス」。1848年に、日本産を調べた英国の貝類学者リーブは、サザエをコルヌトゥスと混同。さらに、トゲのないサザエについても、よく似たモーリシャス産の別種のサザエと混同した。

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