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晴レルデ

エンマの願い/1 過労死、落語で問いかける

 昨年11月11日、グランフロント大阪(大阪市北区)の会議場で開催された「過労死等防止対策推進シンポジウム」(厚生労働省主催)。この堅苦しくて長ったらしい名前のシンポの一幕から、新シリーズを始めたい。

 医者や弁護士、大阪労働局の課長や家族を過労死で亡くした遺族たち……。そんな登壇者に挟まって、ご陽気な「草競馬」の出囃子(でばやし)とともに現れたのは、いかにも場違いな着物姿の落語家。桂福車さん(56)が演じるのは、過労死をテーマにした創作落語「エンマの願い」だ。

 過労死と落語--。まるでつながらない。深刻な社会問題で笑いを? それも人の死という悲劇をネタに? 笑っていいのか神妙に聴くべきなのか……。会場の戸惑いを察したかのように、福車さんは「落語と過労死の取り合わせは水と油みたいなもんで、一緒にならんのやないかと思われるでしょうが……」と切り出し、「落語家に過労死はありませんが」と続けて、すかさず笑いを取った。

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