大阪工業大

超小型人工衛星、「宇宙のドローン」で再挑戦

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エンジンの模型を手に笑顔を見せる田原弘一・大阪工業大教授(中央)と学生たち=大阪市旭区で2017年5月1日、菅知美撮影
エンジンの模型を手に笑顔を見せる田原弘一・大阪工業大教授(中央)と学生たち=大阪市旭区で2017年5月1日、菅知美撮影

電力を10倍に、高度の変更能力を最大100キロまで強化

 大阪工業大(大阪市旭区)の学生が開発する超小型人工衛星が再び、宇宙へ飛び立つ。2012年に1号機を打ち上げたが、通信機器トラブルで制御不能に。今回はその反省を踏まえて、高度を自在に変えられるようにエンジンを強化し、空間を飛び回る「宇宙のドローン」を目指す。先月、大型衛星を搭載する宇宙航空研究開発機構(JAXA)のH2Aロケットへの相乗りが決定し、打ち上げは来年度に予定されている。

 学生らが開発するのは「PROITERES(プロイテレス)衛星2号機」。一辺約50センチの立方体で、重さ約50キロ。宇宙空間で太陽電池を翼のように広げて発電し、電気で気化させたフッ素樹脂をエンジン部分の筒から放出し高度を変える。来春の完成を目標に、約30人で製作している。

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