メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

副市長2人を内部登用 民間見送り対立回避

 名古屋市は19日、空席だった二つの副市長に市財政局長の伊東恵美子氏(59)と、元市消防長の堀場和夫氏(61)を充てる人事案を市議会臨時会に提出した。河村たかし市長が議会との対立の火種となっていた民間登用を見送り、議会は同日、賛成多数で同意した。2人の就任は6月1日付で、伊東氏は市として初の女性副市長となる。

     これで市が「3人以内」と定めている副市長は、元市民経済局長の新開輝夫氏を含め、枠が全て埋まる。河村氏は市の現職幹部とOBを充てる人事で、手堅い市政運営を目指していくとみられる。

     副市長人事を巡っては、河村氏は昨年5月、かつて自ら就任を要請した弁護士の岩城正光氏ら2人を任期途中で解任し、後任を充てる人事案を議会側に示した。だが議会側が「解任理由が不明確」などと反発したため、昨年5月の臨時会と同6月議会では人事案の提出すらできず、副市長は新開氏1人のままとなっていた。

     河村氏は「新しい視点が必要」と副市長の民間登用にこだわっていたが、1期目に起用した愛知トヨタ自動車出身者も途中退任している。複数の市幹部や市議から「市内部に人脈がない人がいきなりなっても、なかなか実務は進まない」などと指摘する声があり、河村氏は今回、議会との調整にもたけた2人を起用することとした。

     伊東氏は財政畑が長く、子ども青少年局副局長も務めた。堀場氏は住宅都市局などでまちづくりに携わり、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市に職員を集中的に派遣する「丸ごと支援」を発案したという。

     議会の同意を受け河村氏は「伊東さんには女性が活躍できるよう人材発掘も進めてもらいたい。堀場氏は東京、大阪に負けないまちづくりのアイデアを出してほしい」と述べた。【三上剛輝】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 被害届「不起訴相当」 詩織さんと山口氏のコメント全文
    2. 広島 タクシー運転手 カープのユニホーム姿で乗務
    3. 外国人売春強要 なぜなくならない? 伊香保温泉で相次ぐ
    4. 高校野球 広陵・中村 清宮に対抗心「むかつくというか、いいライバル」(スポニチ)
    5. 詩織さん被害届 準強姦容疑は「不起訴相当」 検察審査会

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]