血管内視鏡

広がる活用 コレステロール起因、異常を観察

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
児玉さんらが開発した血流維持形血管内視鏡の模型
児玉さんらが開発した血流維持形血管内視鏡の模型

動脈硬化の進行度「粥腫」で分類

 健康診断で高い関心を集めるコレステロール値。この値が高いと動脈硬化性疾患を起こすとされる。正常範囲や摂取基準を巡る議論を巻き起こしたことも記憶に新しい。「適正な値」の議論が続く一方、血管の中を直接観察できる血管内視鏡の登場でコレステロールが生体内で起こしている異常が確認できるようになり、治療現場での活用が期待されている。【高野聡】

 コレステロールは肝臓から血液を通じて全身に運ばれ、細胞膜などの材料になる。肝臓から全身に運ばれる際の「LDL(低密度)コレステロール」と、肝臓に戻る際の「HDL(高密度)コレステロール」の2種類がある。それぞれ「悪玉」「善玉」とも呼ばれるが、いずれも生命活動に欠かせない役割を担っている。

この記事は有料記事です。

残り1948文字(全文2275文字)

あわせて読みたい

ニュース特集