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将棋電王戦

ソフト連勝で幕 佐藤名人「思いつかない手」

第2期電王戦第2局で、将棋ソフト「PONANZA」に敗れた佐藤天彦名人=兵庫県姫路市の姫路城で2017年5月20日午後7時43分、三村政司撮影

 コンピューター将棋ソフトと棋士が戦う第2期電王戦二番勝負第2局は20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、ソフトのPONANZA(ポナンザ、開発者・山本一成氏と下山晃氏)が佐藤天彦(あまひこ)名人(29)に94手で勝って2連勝を飾った。第1期は山崎隆之八段(36)がポナンザに2連敗した。電王戦は今回が最後となり、ソフトの進化が人間を上回った結果で終了した。

     佐藤名人の先手番で角換わり戦になり、序盤戦はほぼ互角で推移したが、駒がぶつかった中盤戦で次第に差が広がった。

     ソフトと棋士の戦いとして企画された電王戦。2012年の第1回は米長邦雄永世棋聖が敗れた。5対5の団体戦になった第2回と第3回はソフトが、第4回は棋士が勝利。1対1の対決になった昨年はソフトが勝った。通算成績はソフトの14勝5敗1分け。

     将棋ソフトは、開発者の努力やコンピューターの性能の向上など急速に成長。将棋界最高峰の名人もソフトの前に屈して終了することになった。

     対局を終えて、佐藤名人は「こちらの将棋観では思いつかない手を指された。名人としての対局で期待や応援もあったと思うが、応えられなくて残念」、山本さんは「名人に勝つことはコンピューター将棋の関係者が願ってきたことなので、多くの先人の知恵に感謝したい」と語った。【山村英樹】

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