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住・LIVING

雑草を生ける 野にある魅力を、少しずつ

片口に生けたナズナ(手前)と、水滴のような花器に挿したカエデ=いずれも東京都中央区銀座3の「野の花司」で

 初夏の日差しを受けて道ばたに生い茂る草花。邪魔だと思って見ると雑草でしかないが、足を止めてしばし眺めてみると一つ一つ個性がある。生けてみたら、どうなるだろうか。東京・銀座の花屋「野の花司(つかさ)」で生け方の教室を持つ小森谷厚さん(55)に教えを請うた。

 野の花司は温室栽培ではない植物を中心に扱う。小さくかれんな野草や、野山に咲く花木だ。茎が曲がっていたり、葉には虫食いの跡があったりする。霜で緑の葉が赤くなったり、日に焼けて白くなっていたりすることもある。「自然の環境の刻印みたいなものがあって、一つ一つ姿が違う」。小森谷さんは野の花の魅力を語る。生け方も自生する姿をお手本にし、流派や基本形はないという。

 生ける器は何でもいい。古いつぼや筆を入れる筆筒(ひっとう)、薬の空き瓶やおちょこ、急須でも構わない…

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