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果てなき道

神戸小学生連続殺傷20年/中 医療少年院の模索 矯正に被害者視点

体育館でバレーボールをする在院者=東京都府中市の関東医療少年院で、佐々木順一撮影

 「届くよ!」「あー、ごめん」。坊主頭の少年らが体育館でバレーボールを追い掛ける。東京都府中市の住宅街にある関東医療少年院。ジャージー姿で声を掛け合う光景は高校の授業のようだが、見守る小野田悟次長はつぶやいた。「みんな、外見では分からない複雑な問題を抱えている」

 心身に病気や障害を持つ非行少年を収容する第3種(医療)少年院は全国に2カ所のみ。医療法上の病院で、治療と矯正教育を並行して行う。1990年代までは身体、精神疾患が半々だったが、現在は自閉症や薬物依存などの精神疾患が7割。虐待を受けた少年も多い。少子化や非行減少で入院者は減り、現在は14~21歳の男女20人が入る。

 教育では、非行内容に応じた体系的なプログラムを施す。ロールレタリング(役割交換書簡法)と呼ばれる手…

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