メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

近影遠影

高橋一清・あの日あの人 番外編 柿本人麿 雪舟等楊 先人にあやかりたくて /島根

 ふるさと益田に帰るとき、いつもながら山陰線の車窓風景に旅情をそそられます。益田の海岸は、東は鎌手の岬から、西の山口県須佐の高山(こうやま)まで湾曲し、イタリアを旅したとき見たナポリ湾の景色がよみがえります。高山はさながらベスビオ山です。列車が、久城(くしろ)台地を走り抜けると、車窓から益田平野が望まれます。遠く青野山(あおのやま)、大道山(おおどうやま)、そしてなだらかな山々が高山へとつづきます。この景色を柿本人麿、雪舟等楊は目におさめ、あくことない眺めだから、ここを終(つい)の住処(すみか)としたのです。

 私たち益田の子は、日本最高峰の歌人と画僧を、幼いころから「人麿さん」「雪舟さん」と親しみをこめて呼んでいます。

この記事は有料記事です。

残り1123文字(全文1436文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 見えたー! ペルセウス座流星群がピーク迎える 天の川と「競演」

  2. キャバクラ暴行死 未婚10代母、遠い自立 娘残し無念

  3. 御巣鷹墜落事故で救出、今は3児の母に 川上慶子さんの伯父が振り返る35年

  4. 国は我々の死を待っているのか 「黒い雨」訴訟原告 怒りと落胆

  5. ORICON NEWS セクゾ松島聡、1年9ヶ月ぶり活動再開を発表 18年11月よりパニック障害の療養で休止

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです