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ひと

川崎富作さん=川崎病発見から半世紀

 乳幼児がかかる謎の病気。50年前の1967年に学会誌に発表した論文は、6年間で積み重ねた50人の症状や治療内容、入院中の経過などを44ページにわたり丹念に記した。付けた病名は「急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」。「長い名前だからね。自分から言ったことはないけど、『川崎病』と呼ばれるようになった」と笑う。

 最初の患者に会ったのは61年、4歳の男児だった。高熱が続き、目や舌は真っ赤、全身に赤いまだら状の発疹が広がっていた。小児科医11年の経験でも見たことがなく、抗生物質も効かなかった。だが2週間後には熱が下がり無事退院した。同僚に意見を聞いても診断できず、心に引っかかった。1年後、同じ症状の子が運び込まれ、「未知の病気」と確信した。

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