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与謝野馨さん死去

声失っても政策に執念

松田喬和特別顧問(右)のインタビューに筆談で応じる与謝野馨・元衆院議員=東京都新宿区で2016年2月10日、丸山博撮影

 自民、民主両政権で入閣し、「税と社会保障の一体改革」に尽くした与謝野馨元財務相が死去した。2012年の消費増税法の成立直後、「これは第一歩」「日本を貧しい国にしてはいけない、この思いを政治家、国民ともにもっていただく時期が到来した」との談話をファクスでもらった。財政再建への執念に満ちていた。

 政界随一の政策通。1996年に橋本政権の梶山静六官房長官の下で副長官に就いたのが契機だ。秘書として仕えた中曽根康弘元首相が、政治家・与謝野氏の生みの親だとするなら、梶山氏は育ての親と形容できよう。

 重職を歴任し、麻生政権で財務相など経済関係の主要3ポストを兼務。有識者を集めた「安心社会実現会議」設立に尽力した。連合会長や宮本顕治元共産党議長の長男・宮本太郎北海道大教授など、自民党政権では異色なメンバーの多くは、与謝野氏が直接口説いた。国民の納得を得るため、消費増税分を社会保障に回すと明確にする路線を敷いた。

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