前川氏

「根拠なく赤信号を青にさせられ」官邸の圧力示唆

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加計学園問題について、記者会見する文科省の前川喜平前事務次官=東京都千代田区の弁護士会館で2017年5月25日午後4時21分、手塚耕一郎撮影
加計学園問題について、記者会見する文科省の前川喜平前事務次官=東京都千代田区の弁護士会館で2017年5月25日午後4時21分、手塚耕一郎撮影

 「あったことをなかったことにはできない」。学校法人加計(かけ)学園の獣医学部新設を巡り、25日に記者会見した文部科学省の前川喜平前事務次官は「総理のご意向」などと記された文書が実在すると強調した。「意に反することを言わされ気の毒だ」「黒を白にさせられている」。異例の会見に臨んだ教育行政の元トップは、古巣の文科省が文書の存在を否定した背景に、政権中枢の圧力があったとの思いをにじませた。

 会場の会議室には、100人を超える報道陣が詰め掛けた。午後4時ごろ、前川氏はスーツにネクタイ姿で代理人弁護士と入室し、「お集まりいただきありがとうございます」とあいさつした。時折ハンカチで汗を拭いながらも、約1時間20分間にわたり、よどみない口調で質問に答え続けた。

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