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県は2019年までに年間200万人の外国人観光客誘致を目標に掲げる。昨年の来県者は延べ116万人。誘客へ期待されるのが、今年4月、10人が誕生した、外国人登山者を外国語で案内する「信州山岳高原観光特例通訳案内士(以下、信州通訳案内士)」。地域限定で外国人をガイドできる「特例通訳案内士」に、語学力だけではなく、山岳の知識も求めるのは全国唯一だ。【安元久美子】
県が信州通訳案内士の創設に乗り出したきっかけは、13年夏に駒ケ根市の中央アルプス檜尾(ひのきお)岳(2728メートル)付近で起き、男性4人が死亡した韓国人ツアー客の遭難事故。参加者の多くは日本の高山の登山経験がなかった。
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