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新聞にデジタルの便利さをプラスする「愛読者セット」はインターネット接続が不可欠ですが、Wi-Fi(ワイファイ)と呼ばれる無線を使うとさらに便利です。4月の新生活スタートが一段落した今、「ニュースサイトの歩き方」の8回目は、ネット環境の整備について解説します。
■タブレットは無線が前提
光ファイバー回線やケーブルテレビ回線、あるいは電話回線を活用するADSLといった有線でインターネットにつなぐのが今も一般的でしょう。据え置き型のデスクトップパソコン(PC)からLAN(ラン)ケーブルでそれらの回線につなぎます。
しかし、タブレット端末にはPCのようにLANケーブルを接続する差し込み口がありません。このため有線ではなく無線を使ってネットにつなぎます。
■ベッドで紙面ビューアー
それがWi-Fiです。無線LANとも呼ばれ、室内利用にぴったりです。例えば光回線やケーブルテレビ回線への接続口があるダイニングから離れた寝室でベッドに寝転んだまま、毎日新聞の朝刊をタブレットの紙面ビューアーで読むことができます。
■たくさんの機器につながる
無線によるネット接続には「Wi-Fiルーター」と呼ばれる通信機器を使います。Wi-Fiルーターを設置すれば、書斎や子供部屋のノートPCやタブレット、スマートフォンのほか、プリンターやドキュメントスキャナーなどのPC周辺機器、据え置き型や携帯型のゲーム機、電子書籍の専用端末、さらにテレビにつないだネット動画サービス用端末など、室内にある複数の端末すべてがネットにつながります。
■スマホも家ではWi-Fi
「スマホでネットを利用するのにWi-Fiが必要?」との疑問が湧くかもしれません。最近のスマホは4Gと呼ばれる高速通信が可能です。携帯電話の主要3社の通信エリアも広がっており、都市部ではほとんどの場所でつながるでしょう。
ただ電波の状態がいまひとつ、という郊外では、圏外になることもあります。
また、スマホのネット接続にはデータ通信の料金が発生します。家族でデータ通信を分け合うなど各社ともお得なデータ料金プランを用意していますが、せっかく自宅に光回線など有線でネット接続する環境があるならば利用しない手はありません。自宅では携帯電話会社の回線は使わず、Wi-Fiを利用すれば、有料のデータ通信を使わずに済みます。
■最新型「11ac」は高速
無線LANに複数ある通信規格のうち、従来主流だった「IEEE802・11g」(略して「11g」)や「11n」よりも、最新型で高速の「11ac」という規格のWi-Fiルーターが発売されています。価格も発売当初はやや高価でしたが、現在は4000円台程度からとこなれて普及してきました。調査会社のBCNが量販店データを基に調べたところ、11acタイプのWi-Fiルーターの販売比率は2014年4月に35%だったのが、同年11月には旧型の11nタイプを上回って新旧交代となり、17年4月は85%になっています。
最新型はアンテナを増やして死角を減らし、電波が飛ばないエリアを少なくする製品があります。面倒な設定もスマホのアプリで二次元コードを読み込んだり、本体のボタンを押したりするだけで済むよう改善されています。家族全員がネットに同時に接続しても通信速度が遅くなったり不安定になったりせず、電波も部屋の隅々まで届くよう性能が向上しています。
Wi-Fiルーターを11nから11acに置き換えると、規格上の理論値で最大約11倍も速くなり、閲覧スピードがアップします。高画質の動画配信サービスでも途切れたり、かくかくしたりしないのでスムーズです。
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