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Interview

辻田真佐憲(近現代史研究者) 「理想の日本人像」変遷追う 『文部省の研究』刊行

辻田真佐憲さん=東京都千代田区の毎日新聞東京本社で2017年4月、西本勝撮影

 文部省(現文部科学省)の歴史を軸に、近代以降の教育の展開をたどった『文部省の研究』(文春新書)を、近現代史研究者の辻田真佐憲さんが刊行した。「理想の日本人像」をキーワードに、人材育成の理念がどのように変遷してきたかを追ったユニークな著作だ。戦後、保守対革新の構図で捉えられてきた教育を、より長いスパンから相対化した視点で論じている。

 辻田さんはこれまで軍歌や君が代などを研究してきた。「政治と文化・芸術の関係が関心の対象だ」と言う。今回は「両者が結び付く結節点のような存在」として文部省を手がけた。また、教育の歴史については、細分化されたアカデミズムの複雑な議論がある一方で、単純で「でたらめな歴史観、教育観」に基づく本も目立ち、「その分裂した状況をつなげたいという意図があった」と語る。

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