香港インディペンデント映画祭

返還後の香港映す9作品 シネ・ヌーヴォで3日から いずれも日本初公開 大阪・西区 /大阪

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 香港の今を映し出す作品を集めた「香港インディペンデント映画祭in大阪」が6月3日から、大阪市西区九条1の「シネ・ヌーヴォ」で開かれる。9日まで。上映9作品はいずれも日本初公開で連日3本を上映する。

 英国から中国に主権が返還された香港。1997年の返還以降、中国と各国をつなぐ中継点としての香港の役割は低下した。かわりに中国との経済的な依存関係は強まり、中国の政治介入が顕著になった。「1国2制度」により香港に認められたはずの「高度な自治」は揺らいでいる。上映作品は、そんな香港を巡る状況を映し出す。

 上映作品の一つ「乱世備忘-僕らの雨傘運動」(16年、チャン・ジーウン監督)は、14年に起きた学生らのデモを記録したドキュメンタリー映画。香港行政長官選挙で民主派を事実上排除する中国政府の措置に反発した学生らが、3カ月近くにわたり、香港中心部の道路を占拠する抗議行動を展開した。当局の催涙弾を避けるため、多くの人が傘を持参したことから、雨傘運動と呼ばれた。カメラは無名の若者らに焦点をあて、その表情、…

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