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CSHOR発足、ウィンウィンの海洋文明研究が始動(共同通信PRワイヤー)

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CSHOR発足、ウィンウィンの海洋文明研究が始動

AsiaNet 68699 (0789)

【青島(中国)2017年5月27日新華社=共同通信JBN】2017年5月22日オーストラリアで、Qingdao National Laboratory for Marine Science and Technology(QNLM、青島海洋科学・技術国家実験室)とAustralian Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization(CSIRO、オーストラリア連邦科学産業研究機関)が共同で設立したInternational Center for Southern Hemisphere Oceans Research(CSHOR、南半球海洋研究国際センター)の発足式が行われた。QNLMディレクターの呉立新博士とタスマニア州ホバートにあるCSIROの最高経営責任者(CEO)のラリー・マーシャル博士が共同で発足式を行った。オーストラリアのアーサー・シノディノス産業・技術革新・科学相からビデオ祝辞が寄せられた。在シドニー中国総領事館のルー・ピン科学技術担当参事官がスピーチを行った。QNLM理事会を代表しQNLMプレジデント補佐のジー・ペイウェン氏も祝辞を述べた。このほか、QNLM Academic Committeeのパン・ケホウ秘書長、ニューサウスウェールズ大学およびタスマニア大学の代表団も式典に参加した。この発足式は、グローバルな共同イノベーション・ネットワークを構築するというQNLMの国際化戦略の大幅な進展を示している。

一方、「Role of The Southern Hemisphere Oceans in Global and Regional Climate(世界的・地域的気候における南半球海洋の役割)」に関する国際的ワークショップが南半球海洋と地球規模の気候変動に関する観測と研究の最新の成果と将来の動向を踏まえて開催され、CSHORの5カ年計画(2017-2021)を作成するためのアイデアや提案を募った。

▽国際的な最前線のための共同建設の下で
地球の71%をカバーする海洋は世界気候システムの不可欠な部分として、熱の大部分を大気に供給し、気候変動の原因と考えられる温室効果ガスの1つである大気中のCO2の40%を吸収する。科学者たちは海洋が気候変動にどのように影響するかを調べるため熱心に取り組んできた。南半球海洋は陸地全体を取り囲み、他の海洋とつながる唯一の海洋である。世界熱塩循環の2つの極のうちの1つである南半球海洋は、地球の熱循環、炭素循環、生化学循環を推進・規制することにより、地球の海洋と気候変動に大きな影響を与える。国際社会は近年、現在入手可能な海洋データのほとんどの海洋研究機関が集中している北半球からのものであることを踏まえ、南半球海洋の研究能力を強化するために大きな努力を払ってきた。

QNLMは迅速に、かつ責任を持ってオーストラリア・タスマニア州の州都ホバートにCSHORを共同設立し、CSIROとの提携を開始した。CSHORは南半球海洋(南極海と南極大陸)の観測と調査、ならびに情報とデータの教育、訓練、管理のため、2017-2021年の5年間に1000万オーストラリアドルを投資することを約束した。CSHORは国際的に運営され、重要事項は、米ウッズホール海洋学研究所名誉ディレクターのスーザン・エイブリー博士が委員長を務め、QNLMおよびCSIROから2名ずつ合計5人で構成される運営委員会により決定される。日常活動に責任を持つCSHORディレクターのポストは、世界的に募集中だ。

CSHORは当初、水塊、海面上昇に関連した海氷海洋相互作用、熱帯気温変動、海洋盆地交流に関連したIndonesian Throughflow(インドネシア貫流)、生物地球化学に関する南極海の海洋生物、南極海のデータ同化の観察と調査に焦点を当てる。現在、ニューサウスウェールズ大学とタスマニア大学がCSHORに加わっている。

▽気候変動へのより良い対応を目指す合意と協力の増大
全世界が気候変動にさらされているため、1国だけでは世界の気候がどのように変化するかを探るという使命を果たすことはできない。関係するすべての国が課題に直面して手を携え、関連する海洋研究機関の国際交流と協力に貢献することは不可欠である。これはClimate Olympics(気候五輪)として知られるCLIVAR 2016 Open Science Conferenceを開催するQNLMの取り組みからもわかる。世界気象機関(WMO)や国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO) / 国際オリンピック委員会(IOC)などの関連国際機関の代表者だけでなく、米国、英国、フランス、ドイツなど50カ以上の国・地域の250超の研究機関から600人以上の海洋大気科学者が参加した。

呉立新QNLMディレクターは、最近北京で開催された「一帯一路」に関する国際会議で習近平国家主席が述べたことと同じ見解を語った。このように世界的な課題が相互依存している時代には、影響を受けずにいる国はなく、単独で世界の諸問題を解決することはできない。呉立新氏は、科学の共通の進歩と発展のために、特に人類に関わる気候研究のような主要問題に取り組むには、革新的なシナジーのために手を取り合うほかに選択肢はないと語った。

CSIROのラリー・マーシャルCEOは「これは気候科学のアプローチにおける重要な転換点であり、地球規模の取り組みを必要とするグローバルな課題であることを認識するものだ。将来に備えるためでなく、すべてわれわれを既に取り巻く厳しい現実なるものにいま対応するために、われわれのネットワークを深化させ、能力を強化する必要がある」と語った。

文明は自由・開放の下で進歩し、科学はその見返りとして進展する。QNLMがグローバル・イノベーション・ネットワークを世界に展開し、研究機関をグローバルなガバナンスの新しい形態に導くのは、人類が直面する諸問題を解決するとの観点からである。

▽相互利益のための相互学習とは
ラリー・マーシャル氏は「CSIROは数十年にわたりこのタスマニアで世界クラスの気象科学を実践してきたが、われわれはそれを単独では成し得ない」と語った。この包括的かつ協調的な新しいイニシアチブは、CSIROにとって重要な新しいサポートとなり、気象変動に対して何らかのアクションを取る世界的努力に真の価値と差別化をもたらす。同博士は「われわれはこの新しいコラボレーションに対して、オーストラリアの国立科学機関の全面的なリソースとともに、世界的な気象観測で果たすわれわれの決定的役割を持ち込むことに喜んでいる」と語った。南半球の海洋は、世界の気象に決定的な役割を持っており、CSHORは、科学研究によって世界的な気象変動に有効に取り組む。それは両国だけでなく全世界にとって有益である」と語った。

QNLM Councilプレジデント補佐のジー・ペイウェン氏は、報道関係者に対して、「QNLMは国際化戦略の下で、CSHORが主役を務める協調的イノベーションのための世界ネットワークを構築することによって、世界クラスの海洋研究機関になる途上にある。CSIROはオーストラリアにおける海洋科学の代表的な研究・開発機関であり、オーストラリアの社会と経済に役立つため、同国政府に新しいアプローチを提供する。CSHORは互いに補完し、ウィンウィンの成果を求めて資源共有と革新的能力を進める」と語った。チー氏はまた「QNLMは将来さらに多くの共同研究センターを創設する計画である」ことを明らかにした。

▽世界の至る所で革新的コラボレーションを考慮する
環境科学など数多くの分野において、中国とオーストラリアは、両国の外交関係設立45周年となる2017年までに、研究センター共同建設声明(Statement on Jointly Building Research Centers)に同意し、発表した。海洋科学およびエンジニアリングは、2016年に中国・オーストラリア科学・研究基金によってカバーすべき4つの重要な分野の1つであるとして、より優先する課題とされた。中国の習近平国家主席は一帯一路フォーラムで指摘したように、中国は人的交流、共同研究所、ハイテクパーク、技術移転のための一帯一路アクションプランの科学・技術革新を開始することによって,すべての国と革新的な協力を開始する意志がある。

世界的な海洋研究上の協力とアップグレードのために、共同センターは中国の長期的なパートナーであるオーストラリアで設立される。それは共同センターに関する中国・オーストラリアのこれまでの協定をさらに結実し、一路一体イニシアチブに十分呼応するものとなる。

習近平主席によると、それは一路一帯建設を計画し、その結果を共有するのはすべての参加国次第である。青島に本拠を持ちグローバルプランを持つQNLMは開放性、モビリティー、協力、共有の原則を堅持し、国際化戦略において共有する。それは海洋科学・技術を発展させ、研究結果を共有するためで、大きな科学プラットフォームに支えられ、国家的な戦略タスクに合致するものである。

ルー・ピン参事官は、QNLMは中国で試験的運用された初の国家ラボラトリーであるとともに、国家レベルの唯一の海洋科学研究所である。CSIROは、オーストラリアの最大かつ最も重要な研究組織で類似性がある。両大国間のアライアンスとして、中国・オーストラリアの革新的協力関係のモデルを考慮すると、CSHORは,南太平洋の海洋、気象と環境に関する研究に大きな貢献をすることになる。

ラリー・マーシャル氏は報道関係者に対して、CSHORの発足は、現在までの研究が全世界で全く不十分であることから、南太平洋でこの種の初の研究所になるとは極めて重要なことである。同様のセンターが世界で計画中であることも特筆される。

CSHORは、共同研究センターを開発、世界の海洋イノベーション・ネットワークを設立するQNLMの第1歩であり、QNLM初の海外の共同研究センターとして運用されることになった。米国、ドイツ、ロシアなどの諸国により多くの研究センターを設立することによって、QNLMは海洋科学・技術の世界クラスの研究センター、そして世界のコラボレーションによるイノベーションのオープンプラットフォームとなるだろう。その目的を達成するために、今後も真剣な努力が続けられるだろう。

ソース:Qingdao National Laboratory for Marine Science and Technology (QNLM)


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