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ぐるっと首都圏・母校をたずねる

静岡県立静岡高校/9止 卒業生、それぞれの思い出 /東京

今春のセンバツに出場して初戦を突破し、校歌を歌う静岡高野球部の選手たち=阪神甲子園球場で3月24日、三浦博之撮影

 4月から2カ月にわたって連載してきた「母校をたずねる」静岡県立静岡高校編。紙面と毎日新聞ニュースサイトで募集した「私の思い出」に、多くの卒業生の方々からご投稿をいただきました。最終回の今回、その一部をご紹介します。

 私たちは静中時代を戦争と共に過ごした。生徒を殴り鍛えるだけの軍人教官や時流に乗った先生もいた中で、不偏で自由の精神を貫かれた英語の床並繁先生は生涯の師である。

 先生は当時20歳代で独身。籠球(ろうきゅう)(バスケットボール)部を創設され、戦争ただ中の校友会誌で「籠球、野球などを外来スポーツゆえに抑圧する風潮は偏狭で盲目的な愛国主義だ」と批判した。陸士海兵を受験する生徒が多い中で「医学を志すのはいかがか」と悩んだ友人に、「国に尽くすのは武の道だけではない、文は時に武に勝る」と励ました。このような事は当時、随分勇気の要る事であった。

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