梅雨の季節に、きちんとセットしたはずの髪の毛が広がったりうねったりして悩んだ経験はないだろうか。湿度が高くてもきれいにまとまるヘアケア方法を、花王「ヘアケア研究所」の主任研究員、杉野久実さんに聞いた。
雨の日や湿度が高い日は、ヘアスタイルが決まりにくい。その原因は、空気中の水分や地肌の汗によって髪が水分を取り込み、形が変わりやすくなることにある。
杉野さんによると、乾いている髪の内部では、たんぱく質など毛髪を形成する成分がしっかりと水素結合しているため、一本一本の形が変わりにくいという。一方、髪がぬれたり湿度が高かったりして内部に水分が取り込まれると、水素結合が緩くなり、形が変わりやすくなる。ぬれて形がゆがんだまま再び乾くことで、ハネやうねりがつくという。もともとくせの強い髪質の人は、湿度が高いとくせが強く出てしまう。また、それぞれの毛髪…
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