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新世代大関・高安

大相撲/上 「兄」稀勢と技磨き 安定、3場所で幕内最多勝

千秋楽から一夜明け、記者会見する高安=東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で2017年5月29日午前10時38分、藤井達也撮影

 大相撲の関脇・高安(27)の大関昇進は31日、日本相撲協会の理事会で正式に決まる。平成生まれの大関はモンゴル出身の照ノ富士(25)に続いて2人目で、日本出身は初。「新世代を引っ張っていきたい」と意気込む高安が、兄弟子で同郷の横綱・稀勢の里を追って躍進した背景と、「平成新世代」の現状を追う。

 夏場所千秋楽から一夜明けた29日の田子ノ浦部屋(東京都江戸川区)。昨年の九州場所以来、2度目の挑戦で大関の座を射止めた高安は記者会見で「大関取りに一度失敗した経験を生かすことができた」と語った。

 高安は昇進の目安とされる「三役で直近3場所33勝」をクリアしただけではない。今年の初、春、夏の3場所の白星は、高安の34勝が幕内最多だ。この間、初場所から2連覇した稀勢の里をはじめ、4横綱が休場したこともあるが、この1年を見ても負け越した九州場所を除く5場所で2桁勝利と高安の安定感は際立っている。

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