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「ロウハニ流」の行方

イラン政権2期目/下 進む資源開発、遅れる雇用 制裁解除で存在感

 イラン大統領選を約1カ月後に控えた4月中旬、ロウハニ大統領はペルシャ湾岸アサルイエの沖合にあるガス田の拡張部分の稼働式典に出席し「きょうは歴史的な日だ」と語った。隣国カタールとの共同開発。核開発疑惑による経済制裁でスケジュールは遅れていたが、今回の稼働で、生産量は大幅に増加する見通しだ。

 地元メディアが報じた大統領の発言からは高揚感が伝わる。「経済制裁に立ち向かい、イランがどれほど忍耐強い国なのかを私たちは今日、目の当たりにしたのだ」

 イランは天然ガスの確認埋蔵量が世界1位、原油は4位(2015年、英石油大手BP調べ)という資源大国だが、制裁によるインフラ老朽化などで経済は低迷している。それでも、欧米などとの合意で核開発の制限と引き換えに得た昨年1月の制裁解除後は、中東産油国の間での存在感を高めている。

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