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街角から

われは神の子 カイロ支局・篠田航一

 これまで何度、同じことをエジプト人から言われただろう。「君は神の子か」と。

 「シノダです」と自己紹介するとよく驚かれる。学生時代、初めてエジプトを旅行した24年前もそうだった。この国は人口の1割がキリスト教の一派コプト教徒だが、そのコプト教の前法王が「シェヌーダ3世」で、私の名字の発音に似ているらしい。前法王は2012年に死去するまで約40年間の在任中、イスラム教徒との融和を訴え続けた人物だ。

 そのコプト教徒が苦難に直面している。過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロの標的となり、4月には北部タンタなどで教会が爆破され、5月にも中部ミニヤで信徒が襲撃された。親戚を亡くした男性(58)はタンタの現場の教会前で話した。「テロリストが宗教対立をあおる今こそが正念場。私は今後も穏やかに祈り続け、いつも通りの日常を送る」

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