第88回都市対抗野球

2次予選 東海 昨年は出場辞退 三菱自動車岡崎・中村、苦境バネに成長

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 (2次予選・30日)

 「負ける気がしなかった」。三菱自動車岡崎の中村は、2点を先行された直後の三回の攻撃を振り返った。

 ホンダ鈴鹿の先発・滝中は150キロ超の直球が主体。「高めは振らず、ベルト付近の球を狙う」。1死一塁から中村が内角低めをすくい上げ、右越え二塁打で好機を広げる。続く新人・山野辺(桜美林大)は初球の真っすぐを同点の中前2点適時打。狙い球を絞ったことが攻略の糸口となり、敵失も絡み勝ち越した。

 チームは昨年、会社の不祥事を受けて予選出場を辞退。2カ月間は全体練習も自粛した。中村は「野球ができない経験があったからこそ、ここまで勝ち上がれた」と振り返る。苦境を糧としたチームの成長が、本大会で準優勝した2001年以来の第1代表獲得、4年ぶりの東京ドーム出場に結実した。【梶原遊】

この記事は有料記事です。

残り184文字(全文530文字)

あわせて読みたい