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考・皇室

社会を映す/8 「明治150年」保守取り込み 首相、総裁3期目の目玉 改憲推進の支えに

 「明治150年を機にぜひプロジェクトをやりたいですね」。2015年12月18日、首相官邸で開いた有識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」の会合で、安倍晋三首相は座長で親交の深い俳優の津川雅彦氏らを前に「明治150年」に言及していた。

 来年が明治維新から150年の節目に当たるのを受け、菅義偉官房長官は昨年10月の閣僚懇談会で、明治150年の関連施策を準備するよう指示。内閣官房に推進室が設置された。一見唐突な指示だったが、幕末に多くの志士を輩出したかつての長州・山口県出身の首相はかねて強いこだわりを持っていたようだ。

 式典が想定されている18年10月は、首相が3期目を目指す自民党総裁選の直後となる。19年夏には参院選が控える。首相周辺は明治150年に首相が熱意を燃やす理由を「総裁3期目をやり遂げる仕掛けの一つだから」と説明する。

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