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ひと

高安晃さん=大相撲の大関に昇進した

 大関昇進を伝える使者を待つ間は表情一つ変えなかった。まさに「正々堂々」の口上を体現した。伝達式を終えコップの水を一気に飲み干すと、「あー、緊張した」。

 中学卒業とともに角界入りした「たたき上げ」で、兄弟子の横綱・稀勢の里と同様、昔かたぎの「お相撲さん」の印象が強い。取組後の支度部屋で多くを語らず、負ければ口を真一文字に結ぶ。だが父栄二さん(66)は「集中力がなく『楽しいことだけやりたい』という子どもだった」と幼少期を振り返る。

 社会に飛び込んだ意識が薄かった現代っ子は2005年春場所で初土俵を踏み、その後番付は一進一退。ちょうど2年たち三段目に上がったころ、栄二さんの腎臓がんが見つかり、意識が変わった。入門を強く勧めた父に「結果を出し、喜んでほしいという気持ちが強くなった」。「おしん横綱」とも呼ばれた元横綱・隆の里の先代師匠(11年死去)の厳しい指導にも耐えてきた。「十両にはなれるんじゃないか」という栄二さんの予想を上…

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