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自転車事故

群馬の中高生、2年連続ワースト その理由は

 群馬の中高生は、自転車事故に遭う確率が全国ワースト1位--。専門家らでつくる任意団体「自転車の安全利用促進委員会」(東京都渋谷区)の2015年調査で、こんな実態が明らかになった。14年に続き2年連続でワースト1位。なぜこれほど高いのか--。【杉直樹】

 調査は、公益財団法人「交通事故総合分析センター」が持つ全国の中高生の通学時の自転車事故のデータを基に分析した。

 その結果、15年の1万人あたりの事故件数は、群馬は中学生34件、高校生106件でともに全国ワースト1位だった。中高生とも全国平均の4倍超。ちなみに、全国最少は、中学生では長崎県の0.5件、高校生は島根県の5件。

 群馬は14年も中学生が41件、高校生が98件でワースト1位だった。

 件数自体も15年は、群馬は中学生が192件で、2位の埼玉(159件)を大きく上回り全国最多。14年も236件で最も多かった。

 高校生は561件で静岡、埼玉、愛知に次いで4番目、14年は522件で5番目に多かった。

 委員会のメンバーで、三井住友トラスト基礎研究所の古倉宗治氏によると、群馬での自転車事故が多い要因は主に二つ考えられるという。まず、車の多さ。群馬は人口1000人あたりの自家用車の保有台数が671台(15年)と全国トップ。

 さらに、自転車通学の生徒が多いことも関係しているとみる。総務省によると、可住地100キロ平方メートルあたりの中学校の数は7.5校で全国30位、高校は3.5校で27位(15年)。いずれも全国平均を下回っている。古倉氏は「通学距離が長いため自転車通学が盛んになっているのではないか」と推測している。

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