メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「暮らせるだけのお金があればいい。あとは楽しく明るく仕事ができれば、もう十分」=東京都練馬区で2017年5月19日、根岸基弘撮影

人のありがたみを、病が教えてくれた

 「人生は夕方から楽しくなる」なんて、少しお気楽に過ぎたのではないか。取材を申し込んでおきながら、勝手にそう身構えていた。

 全身の筋力が衰えていく難病・筋ジストロフィーを発症して今年で30年である。常に迫り来る死を意識し、生きてきた人なのだ。

 「いやいや。この病気になっていなかったら演歌歌手になろうだなんて思わなかったから。車椅子生活になってみんな優しくしてくれて、人のありがたみっつうのかな、それがよく分かるようになったね」

 津軽なまりのイントネーションを聞いていると、不思議にこちらの心も緩む。来年はプロデビュー20年。今春、その半生が映画になった。題して「いのちあるかぎり 木田俊之物語」。

この記事は有料記事です。

残り1509文字(全文1825文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. クワズイモは「食えずイモ」 激痛で救急搬送 葉がサトイモ似、各地で誤食被害

  2. 川口のマンションで冷凍庫から乳児の遺体発見 住人の女性らから事情聴く 埼玉県警

  3. GoTo縮小に触れない首相 政策「失敗」認めたくない? 専門家警鐘に動き鈍く

  4. デジタル庁、民間と連携 首相直轄、強い権限 政府概要公表

  5. 学術会議現役会員「世界から笑われる」 政府、非政府組織化を提案

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです