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考・皇室

社会を映す/9 皇族の歌、世につれ変化 市井と互いに影響

 皇室の看板はさまざまな分野で力を発揮している。天皇杯などは授与された競技・団体の権威付けになるが、同時に国民に皇室をアピールする役割も果たす。

 和歌も皇室の影響を受けているものの一つだ。広く知られているのが、新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」。天皇、皇后両陛下、皇族の歌と一般の応募から選ばれた歌が披露される。

 起源は遅くとも鎌倉時代中期とされる。1874(明治7)年からは皇族や側近などに加え、一般国民も参加できるようになった。今年も2万205首が集まった。学習院大の鈴木健一教授(日本近世文学)は「儀式として歌を詠むことで、価値を付与している面もある」と話す。

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