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医療的ケア児と保育所 第2部/下 「発達の場」すべての子に

保育所で保育士の介助を受けながら、午後のおやつを楽しむ男の子。昼食時は看護師が栄養注入した上で食事する=大津市で

 厚生労働省は今年度、医療的ケア児支援のモデル事業に着手する。保育所への看護師配置にかかる費用の助成や、障害児通所事業所での受け入れ推進に乗り出すが、対象自治体はわずか。保護者や受け入れる事業所からは、抜本的な施策を求める声が上がる。

 ●報酬単価加算なく

 川崎市で「訪問看護ステーションゆらりん・ナーシングホーム岡上」を経営する林田菜緒美さん(53)は、自身も訪問看護師として現場に出る中で、たん吸引が必要な長男(4)を育てる看護師、村松恵さん(39)に出会った。村松さんが保育所やデイサービスに受け入れを断られ、職場復帰を断念する姿を黙って見ていられず、ゆらりんで採用。昨年10月、村松さんを責任者として医療的ケア児専門の重症心身障害児(重心児)型児童発達支援・放課後等デイサービス事業所「KIDSゆらりん」を増設した。

 医療的ケア児には報酬単価の加算がなく、症状に波があって毎日通えない子も多いため、事業所の収入は不安…

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