米パリ協定離脱

「歴史的合意、ほごに」国内からも批判

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 「再びアメリカを偉大に」のキャッチフレーズの下、トランプ米大統領は1日、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を表明した。あからさまに自らの利益を優先する態度に日本国内からも批判が上がると共に、他国や産業界が追随しないか懸念する声も広がっている。【五十嵐和大、野口由紀】

 トランプ氏は5月末に2回、ツイッターでパリ協定への態度表明を予告。それぞれ末尾で「再びアメリカを偉大に」と強調した。昨年の米大統領選でも繰り返し唱えた言葉だ。

 「パリ協定から離脱しないよう、1日に在日米大使館に要請文書を送ったばかり。中国に次いで世界第2位の温室効果ガス排出国の責任を取らず、歴史的合意をほごにすることに憤りを感じる」。温暖化問題などに取り組むNPO法人「地球環境市民会議」(大阪市)の早川光俊専務理事は怒りが収まらない。

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