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プリンターで気軽に 千趣会「ツメコ」開発

爪にネイルアートを印刷するプリンター「ツメコ」。プリンターの開口部に手を入れて印刷する=東京都品川区の千趣会本社で2017年5月26日、今村茜撮影

 千趣会は2日、爪にネイルアートを印刷するプリンター「ツメコ」の体験施術の専門店を、新宿マルイアネックス(東京都新宿区)にオープンした。ジェルネイル用で、8月末までの期間限定。爪の形を整える作業などを含めた施術時間は45分で、デザインは300種類から選べて料金は一律3780円。通常はネイリストが塗る細かいデザインをプリンターで瞬時に印刷するため、施術時間、料金ともに一般的なネイルサロンの半分ほどに抑えられる。

 プリンターはA4判の家庭用プリンター程度の大きさ。紙に印刷をするように爪に色を印刷するため、印刷前に爪の形を整えたり、爪の表面をなめらかにするなどの下処理を行う。指先に専用のテープを巻きつけて爪部分だけを露出させ、プリンターの開口部に手を入れる。印刷部分として認識されるのはテープで囲まれた爪部分だけ。一度に5本の指の爪を塗れるが、片手だけでは親指が短く印刷面に届かないため、右手の人差し指から小指までの4本と左手の親指の計5本を同時に入れる。印刷後にも、色が落ちないように透明のマニキュアを塗るなどの処理を行う。印刷自体は20秒程度で済む。指の大きさに合わせてデザインを拡大縮小できるので、爪が小さい人でも繊細なネイルアートが塗れる。ネイリストが塗る場合は技術力により仕上がりが変わるが、プリンターで印刷するために瞬時に見本通りの美しいネイルが出来上がる。追加料金(1080円~)を払えばストーンなどもつけられる。

 「ツメコ」は、同社の新規事業を開発する部署に属していた梅野理佳さん(29)が「凝ったデザインのネイルを塗るには時間もお金もかかる。プリンターなら早く安くできるはず」と、3年をかけてメーカーと共同開発した。今年2月から全国の美容サロンにレンタルを始め、使い方を覚えれば資格を持ったネイリストではなくても施術できると好評だ。より多くの人が体験できるように、期間限定の専門店を設置した。現在は全国のサロン50店舗とレンタル契約を結んでおり、2020年までに1000店舗を目指す。【今村茜】

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