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駅伝「山の神」がアメフットのマネジャーに

社会人アメリカンフットボール・富士通フロンティア-ズの選手たちのサイン会に立ち会う柏原竜二さん(中央後方)=2017年4月23日、富士通スタジアム川崎で小座野容斉撮影

 陸上・長距離の選手として活躍し、東洋大時代は箱根駅伝では「山の神」とたたえられた柏原竜二さん(27)が、社会人アメリカンフットボールの富士通フロンティアーズでマネジャー業務に携わっている。1日、チームのブログで柏原さん本人が公表した。

 柏原さんは2008年に東洋大に入学後、1年生から箱根駅伝の「山登り」往路5区を走って4年連続区間賞となり、学生スポーツ界のヒーローとなった。卒業後は富士通に入社したが故障などもあって思うような活躍ができず、今年4月3日に競技生活からの引退を発表した。

 柏原さんは3月31日付で陸上部も退部したが、同社のアメリカンフットボールチーム・フロンティアーズの常盤真也ゼネラルマネジャーから誘われてチームの支援をすることになったという。同時にチームのブログで、アメリカンフットボール初心者で「チームをサポートすることになったK’」と名乗って「~アメフトを知らない世界の住人が現場をみてみたら~」という連載を受け持ち、他競技のアスリートとしての視点からフットボールの魅力を書いていた。

 1日掲載の5回目で「アメフトの業務にもほんの少しずつ慣れてきたK’こと柏原竜二と申します」と初めて正体を明かし、「4月から(同社の)強化運動部を知る一環として」マネジャー業務に携わっていたことを明かした。

 4月23日の春シーズンの初戦、警視庁イーグルスとの一戦では、柏原さんは試合後の選手たちのサイン会でファンの列の整理に当たるなど裏方に徹していた。フロンティアーズは15年、17年に日本選手権「ライスボウル」で優勝した強豪チームだが、春季のトーナメントでは5月21日のノジマ相模原ライズ戦で、約1年ぶりの敗戦となり、柏原さんも「久しぶりに『悔しい』という純粋な感情がありました」と書き記している。【小座野容斉】

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