鹿沼の産業大麻

生産量日本一 高校生、最後の奉納 犯罪多発、生産体験も中止 /栃木

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生産体験で栽培・加工した麻を奉納する鹿沼南高の生徒たち=日光市の日光二荒山神社拝殿で
生産体験で栽培・加工した麻を奉納する鹿沼南高の生徒たち=日光市の日光二荒山神社拝殿で

 産業用大麻の生産量日本一の鹿沼市で、県立鹿沼南高(同市みなみ町)の生徒が栽培技術継承のため生産体験で栽培・加工した麻を日光市の世界遺産、日光二荒山神社に奉納した。生徒たちの生産体験は、大麻犯罪の多発を受けた国と県の方針で認められなくなり、「最初で最後の奉納」。生産地からは「生徒たちの真面目な取り組みが、心ない事件によって水を差され気の毒。伝統作物の生産は難しくなる一方だ」と惜しむ声が聞かれた。【花野井誠】

 鹿沼産の麻は全国生産量の約8割を占め、生産農家は減少傾向にある。13軒の農家が約790アールで栽培しているが、面積は30年前の約6分の1にまで減少した。

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