パリ協定

米「離脱」 中国、EU温暖化対策主導

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 【ワシントン清水憲司、高本耕太、ブリュッセル八田浩輔】トランプ米大統領は1日、ホワイトハウスで演説し、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱すると表明した。米国は温室効果ガス排出量で中国に次ぐ世界2位。発展途上国向けの資金支援も停止する方針で、世界の温暖化対策が遅れるのは確実な情勢だ。京都議定書を離脱した反省から、オバマ前政権はパリ協定合意をけん引したが、トランプ政権の下、米国は再び背を向けた。「米国第一」の姿勢に国内外から反発の声が上がっている。地球温暖化対策は今後、欧州連合(EU)や中国が主導することになる。

 EUのトゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)、ユンケル欧州委員長と中国の李克強首相は2日、ブリュッセルで首脳会談を開き、米国が離脱を表明した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の履行に向けた協力を推進することで一致したと明らかにした。米国に次ぐ経済規模を誇る中国とEUが地球温暖化対策で先導的な役割を担う強固な意志を示した。

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