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飯塚、歴代7位の10秒08…男子100

 陸上の布勢スプリントは4日、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で行われ、男子100メートルは第2レース(追い風1.9メートル)でリオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太(ミズノ)が日本歴代7位の10秒08をマークした。同メダリストのケンブリッジ飛鳥(ナイキ)は10秒12で、ともに世界選手権(8月、ロンドン)の出場条件となる参加標準記録(10秒12)をクリアした。第1レースは飯塚が10秒10(追い風1.7メートル)、ケンブリッジは追い風2.9メートルで参考記録の10秒11だった。

    飯塚、自己ベスト0秒14更新 本職200に弾み

     思わぬ記録に飯塚の顔が緩んだ。第1レースで自己ベストを一気に0秒12も更新する10秒10をたたき出し、第2レースでさらに10秒08まで縮めた。本職は200メートルの25歳は「10秒1台で100点満点だと思っていた」。想定外のタイムを喜び、100メートルで日本勢初の9秒台を狙ったケンブリッジから主役の座を奪った。

     第2レースは滑らかにスタートし、後半に強いケンブリッジに逆転を許さなかった。持ち前のピッチの速さに頼りすぎる悪癖があるが、この日は180センチ台半ばの長身を生かした大きなストライドを最後まで維持。冬場に腰回りや尻の筋力を強化したのが実を結んだ。改修2年目で反発力が高く、好記録が出やすい高速トラックもタイムを後押しした。

     日本陸連で短距離担当の苅部俊二・五輪強化コーチは「100メートルで9秒台を狙う仲間入りをした」とたたえた。ただ、飯塚は世界選手権の代表選考で最重要となる日本選手権(23日開幕、大阪・ヤンマースタジアム長居)で200メートルのみエントリー。本職での代表入りを狙うが、まだ参加標準記録(20秒44)を突破していない。「このスピードを体感できたのが一番の収穫」と飯塚。主戦場で輝くための手応えをつかんだ。【新井隆一】

     ○…日本勢初の9秒台を逃したものの、世界選手権の参加標準記録を突破したケンブリッジは「最低限。危なかったですね」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。今季は追い風参考や向かい風のレースが続き、この日も10秒11だった第1レースは2.9メートルの追い風参考記録。ようやく風に恵まれた第2レースでは序盤でもたつきながらも、立て直して10秒12でまとめた。ただ、ケンブリッジは「ここで満足していたらいけない気持ちの方が大きい」。浮かれた様子はなかった。

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