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世界卓球

平野美宇は銅 女王・丁寧に敗れる

女子シングルス準決勝で敗れた平野美宇=2017年6月3日、AP

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 【デュッセルドルフ(ドイツ)田原和宏】卓球の世界選手権個人戦は第6日の3日、女子シングルス準決勝があり、アジア選手権覇者の平野美宇(エリートアカデミー)が、リオデジャネイロ五輪女王の丁寧(中国)に1-4で敗れた。3位決定戦がないため、平野は銅メダルを獲得。この種目での日本勢のメダル獲得は小和田敏子が「金」、浜田美穂が「銅」を獲得した1969年大会以来。

    得意のラリー封じられ

     試合後、スポットライトを浴びてインタビューに答えていたのは連覇を狙う26歳の女王だった。丁寧は「たとえ平野が全力で追い掛けてきても、準備はできていた。決勝も素晴らしい試合になる」と誇らしげに答えた。

     平野が準決勝まで落としたゲームはわずか一つ。だが、丁寧との勝負は厳しかった。早いテンポの打ち合いならば平野に分がある。だが、丁寧はストップなどの台上技術を駆使して打ち合いを避けたり、フォア側を徹底的に狙って得意のバックハンドを使わせないようにしたりと、平野の長所を完全に封じた。馬場美香監督は「(打球の)コース取りやサーブの種類など相手は分析し、読んでいた」と振り返る。平野も「サーブも前のように効かなかったし、相手のサーブなどの質も上がっていた。実力不足」と悔しさをかみしめた。

     幼い頃から世界の頂点を目指す平野らミレニアム世代の中国選手に対する思いは特別だ。小学生の頃に平野や伊藤美誠(スターツ)らに目標の選手を聞くと、張怡寧ら五輪金メダリストの名前が返ってきた。平野は昨年のワールドカップで優勝しても中国選手が出場していなかったために「まだ本当の世界一ではない」と言い、逆にアジア選手権の優勝は「アジアは世界だから」と喜んだ。「中国選手を完全に超えたい」という目標は今回果たせなかったが、これからも「王国」に挑み続ける。【田原和宏】

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