アッバス議長

トランプ政権は中東和平へ建設的な役割を果たしたいと渇望している……単独会見詳報

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 パレスチナ自治政府アッバス議長との質疑全文は以下の通り。

Q トランプ米大統領が近く、中東諸国の首脳が参加する地域和平会議を開催する考えだと伝えられている。

A トランプ大統領との会談は、パレスチナ、イスラエル間の和平構築と歴史的な和平ディール(の達成)が焦点だった。我々との間で、地域和平会議に関する話はなかった。ただ、大統領には(パレスチナが、国家建設によるイスラエルとの)2国家(共存)解決を選択するということは明確に伝えた。1967年の(第3次中東戦争でイスラエルがパレスチナを占領・併合する前の)境界に基づき、そこでパレスチナ国家はイスラエルと並んで存在する、安全に安定し、良き隣人として暮らす。これはイスラエルによる占領の終結に伴うもので、パレスチナの人々の自由と独立を成就する。2国家共存解決では(2002年にサウジアラビアが提案した、イスラエルによる占領地からの完全撤退と引き換えに、アラブ諸国がイスラエルと和平を結ぶという)アラブ和平構想が実践される機会もあるだろう。構想は最近ヨルダンで開催されたアラブ首脳会議でも再確認されたが、(パレスチナ国家が建設されれば)それと引き換えに、イスラエルを含む地域のすべての国々は平和を享受する機会を与えられる。

 さらにトランプ大統領には、彼の平和構築努力を実らせるためにも、彼のチームと即座に作業に取りかかる用意があることも伝えた。

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