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漆黒を照らす

/39 イラク人親子、欧州で難民申請 息子は断念、残る父の涙 /大阪

フィンランドで難民認定申請中のワリードさん(左)と、審査結果を待たずに帰国した息子=ヘルシンキ空港で2017年5月中旬、ワリードさん提供

 あるイラク人難民男性が、また悲しみの涙を流した。「失った時間は何だったのか。命があっただけ幸運と思うべきでしょうか」。昨年、この連載記事に書いた、日本での難民申請を断念、息子とともにフィンランドに渡ったイラク人のワリード・ホマディさん(47)。フィンランドで難民認定されず、再申請を求めたものの、19歳の息子は精神的に困憊(こんぱい)して、ひとりイラクに戻ることになった。

 ワリードさんは、バグダッドでエンジニアをしながら、得意の英語で外国メディアの通訳として働いていた。…

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