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月刊相撲

大相撲名場面 1998年夏場所4、6日目 若・貴破り殊勲賞獲得の小城錦

1998年夏場所4日目、突き落としで若乃花を破った小城錦(奥)=西村剛撮影

 稀勢の里以前の日本出身力士の新横綱は1998年夏場所に2場所連続優勝で昇進を決めた若乃花だ。若・貴フィーバーまっただ中の19年前の5月場所。同じく兄弟同時関取として活躍した前頭3枚目の小城錦(現中立親方)は大関・若乃花と横綱・貴乃花を破って殊勲賞を獲得した。「大関戦は土俵際で突き落とした。金星は生涯で最高の一番。今でも鮮明に覚えている」と振り返る。

 上位陣はそうそうたる顔ぶれだった。曙と貴乃花の両横綱に、若乃花、貴ノ浪、武蔵丸の3大関。後に大関に上がった武双山、魁皇、千代大海と、ともに歴代最多の三賞受賞19回、金星16個の安芸乃島が三役を務めた。「誰と当たっても強い。一つでも食って勢いに乗りたい」と臨んで若乃花に逆転勝ち。貴乃花には双差しから上手投げを外掛けで返した。「二子山親方(元大関・貴ノ花)に怒られますね」との記者の問いに「そんなこと…

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