1人で食事をする際、鏡に映った自分の姿を見ながら食べた方がおいしく感じられる、という研究結果を名古屋大学大学院の研究グループが発表した。情報学研究科の中田龍三郎研究員(認知科学)と川合伸幸准教授(同)らのグループで、米科学誌に掲載された。
実験では、65~74歳の高齢者と20~23歳の大学生それぞれ16人が、1人の小部屋で、自分の前に鏡を置いた場合とない場合とで、塩味とキャラメル味のポップコーンを1分30秒ずつ食べ比べた。
おいしさを点数化してもらったところ、高齢者と大学生のいずれも、塩味とキャラメル味の両方で鏡の前で食べた方が点数が高かった。食べた量も、年齢や味に関わらず、鏡の前の方が約5~13%多かった。
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