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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『マルカン大食堂の奇跡』北山公路・著

◆『マルカン大食堂の奇跡 岩手・花巻発! 昭和なデパート大食堂復活までの市民とファンの1年間』北山公路・著(双葉社/税別1300円)

 盛岡には友達がいるから、年に1度は遊びに行く。そこから車で数十分の花巻まで足をのばすのは、2年に1度くらいか。私にとって、花巻に行くことイコール、マルカンに向かうことだった。

 マルカン、とは、岩手は花巻の街なかに唯一残っていたデパートの6階にある、古めかしい展望大食堂のこと。そのデパートはちょうど1年前に廃業を決めた。今年2月にその扉は再び開かれ、大食堂はまた、ほぼ変わらぬ姿で、マルカンファンを迎え入れてくれた。この本はタイトルどおり、老朽化を理由に一旦は閉められた扉をまたこじ開けるために奔走した、花巻の人たちを追ったルポである。

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