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演劇

新派「黒蜥蜴」 乱歩の人気作、構成に工夫=評・小玉祥子

 喜多村緑郎、河合雪之丞らによる花形新派公演。過去にも舞台化、映画化された江戸川乱歩による名探偵、明智小五郎物の人気作品を斎藤雅文が脚色、演出した。

 昭和初期。明智(喜多村)は大阪の宝石商岩瀬(田口守)の依頼を受け、女盗賊黒蜥蜴(とかげ)に狙われる宝石「クレオパトラの涙」と娘早苗(春本由香)の警護にあたる。明智は岩瀬の顧客、緑川夫人(河合)と知り合うが、実は彼女こそ黒蜥蜴であった。黒蜥蜴は早苗を誘拐し、クレオパトラの涙も手に入れる。

 日比谷のホテルから芦屋の岩瀬邸、宝石の受け渡し場所になる通天閣、船上、黒蜥蜴のアジトである東京湾の島と場所を移しながら、追う明智と追われる黒蜥蜴の戦いが繰り広げられる。相反する立場でありながら、美を希求する思いに共通する2人の間には、恋愛感情が生まれる。

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