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【カイロ篠田航一】カタールとの国交断絶を発表したサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)は5日、カタールへの砂糖の輸出禁止を決定した。ロイター通信が伝えた。物流が滞った影響で食料を積んだトラックがカタールに入国できず、5日時点でサウジ側国境で多くの車両が足止めされたという。
イスラム圏は現在、日の出から日没まで飲食を断つラマダン(断食月)の最中で、日没後の食事では砂糖菓子などの需要が増える。断交を受け、カタール各地では輸入物資の不足への懸念から住民が商店に列を作る事態になっているという。
カタールを巡っては、西アフリカのモーリタニアが6日、「過激思想を宣伝している」などとして外交関係の断絶を発表。ヨルダンも同日、外交関係を格下げすると伝えた。
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