週休3日制

佐川導入、ヤマトも検討 待遇改善で人材確保

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
週休3日制の主な事例
週休3日制の主な事例

 サービス業を中心に、週休3日制を導入する企業が増え始めている。宅配便大手の佐川急便は6日、今年3月末から一部地域のドライバーを対象に週休3日制を導入したことを明らかにした。宅配最大手のヤマト運輸も導入に向け検討している。多様な働き方を示すことで人材を確保するのが狙いだが、思惑通りになるかは見通せない。

 「週休3日制でプライベートも充実!」。佐川は、3月末からそんなうたい文句で東京都と山梨県の営業所で週休3日制の正社員ドライバーの募集を始めた。週休3日制は、1日8時間の労働時間を延長することができる「変形労働時間制度」を活用。休日を1日増やす代わりに、労働時間を1日10時間に増やす。給与水準は週休2日制とほぼ同水準の18万~26万円だが、1日の労働時間が長い分、残業代は減る可能性がある。すでに若…

この記事は有料記事です。

残り651文字(全文1003文字)

あわせて読みたい

ニュース特集