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らっこ・ライブ・レビュー

谷山浩子 不思議の国の暗闇の悦楽

 コンサート会場が“非日常空間”であるというのは、日ごろのうっぷん晴らしという動的な意味だけではない。“静の非日常”とでも言おうか。想像力が解放される。音と言葉に導かれるように歌の世界に入り込んでゆく。谷山浩子の「デビュー45周年大収穫祭」は、その極め付きのようなコンサートだった。

 何しろ1曲目の「偉大なる作曲家」は、どんな偉大な作曲家も死んでしまえば土の中。骨になっているという歌詞だ。「45周年記念と思えないくらいに代表曲が少ない」と笑った約3時間。4月に発売された3枚組みシングルコレクションの曲をちりばめた構成は“非日常”そのものの幻想的な空間だった。

 ゆがんだ時計が示す時間、森の奥に続く迷路、その向こうに広がっている動物と生物の闇の王国、人知れぬ小…

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