次期監督、プロ出身者に　委員長らに人選一任

　プロ・アマ合同による日本野球協議会の侍ジャパン強化委員会が７日、東京都内であり、日本代表「侍ジャパン」トップチームの次期監督の人選を井原敦委員長（日本野球機構事務局長）と山中正竹副委員長（全日本野球協会理事、元日本代表監督）に一任することで了承した。歴代の五輪、ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）監督への聞き取り内容などを踏まえて、プロ野球出身者から次期監督を選ぶ方針も確認した。

　会議後、井原委員長は「歴代監督からお聞きした次期監督の要件には『プロ野球球団の監督経験者』『世代交代を印象づける若手の登用を』など、相反する意見もあった。要件を集約しつつ、複数の人物への打診や受諾可能かどうかの調査などを委員長と副委員長で進める」と説明した。一方で「過程の段階で個人名が出るのは失礼であり、会議で（次期監督候補の）名前は出ていない」と強調。次期監督は井原、山中両氏とも「７月末までに…