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佐世保市の市民団体「ふるさと自然の会」が今月、市内の動植物をまとめた「続させぼ自然ガイドブック」を出版した。1996年の初版発行から20年を機に、会員12人が希少種の減少や合併による市域拡大など環境の変化を踏まえて執筆。約350種に写真と解説も付けた。会長の川内野善治(よしはる)さん(69)は「身近な生き物を知ることが、自然保護の行動につながる」と活用を呼びかけている。
「植物」「海辺の生物」「景観と地形」など13章で構成。初版にはなかった「地域の特色ある生物」で、貝殻に付着する海藻「ホソエガサ」や、昨年初めて県内で確認したというトンボ「アオサナエ」など絶滅危惧種を紹介。「野鳥」では、コラムで「市内で絶滅したヤマセミ」を取り上げ「種の絶滅を引き起こすのは、多くはヒトの影響によることを認識する必要がある」とした。「誰にでも出来る自然保護」の章を新設し、ニシキゴイや…
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