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わたらせ渓谷鉄道

なぜ復旧まで20日も? 枕木6万本を総点検 きょう全線再開の見通し /群馬

 5月22日の脱線事故以来、全区間の約8割で運休が続いていたわたらせ渓谷鉄道(わ鉄)が10日に全線で運行が再開される。この約20日間、わ鉄はバスの振り替え輸送で対応した。当初は数日で復旧するとみられていたが、なぜこれほど時間がかかってしまったのか。また、事故の原因は--。【杉直樹】

 脱線事故は5月22日午後3時ごろ、水沼駅(桐生市黒保根町)の東方約700メートルの踏切付近で起きた。線路のゆがみを調べる軌道検測車(3両編成)の2両目の全ての車輪が、進行方向の左側に脱線した。現場付近は右カーブで、運転士が異音に気付いて緊急停止した。乗っていた社員ら7人にけがはなかった。検測車は桐生-間藤駅(栃木県日光市)間の測定を終え、桐生駅に引き返す途中だった。この事故で大間々-間藤駅間(36・8キロ)が運休になり、観光客に人気のトロッコ列車は全区間で運行がストップした。

 わ鉄は当初、「数日で復旧する」との見通しを立てていた。しかし、「安全の確認のため、運休区間のレールを一つずつ徹底的に点検したところ、交換や補修すべき部品が見つかったため再開が遅れた」としている。運休区間の枕木約6万本を総点検した結果、老朽化やネジの緩みなどが見つかり、約440本を交換したという。運休の間、わ鉄は、バスの振り替え輸送で対応した。

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